来年も再来年もまた一緒に見よう。 ずっと一緒にいよう。 *桜街道* 『誠人さん』 彼女は太陽のような笑顔を僕に向けた。 「ん?」 桜の花びらを頭に乗せて彼女はくるりと回る。 『綺麗だね』 そう言うと、僕に勢いよく抱きついた。 「そうだね、雷雨も負け…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。