雷雨’s blog

現実を書こう!

制服の王子様 佐伯誠人(微甘)相手視点

来年も再来年もまた一緒に見よう。
ずっと一緒にいよう。


*桜街道*


『誠人さん』


彼女は太陽のような笑顔を僕に向けた。


「ん?」


桜の花びらを頭に乗せて彼女はくるりと回る。


『綺麗だね』


そう言うと、僕に勢いよく抱きついた。


「そうだね、雷雨も負けてないけど」


僕は彼女の頭を撫でながら、乗っていた花びらを除けた。


擽ったそうに雷雨は僕の体に顔を埋める。


「仕事は最近どう?」


彼女は少し前に僕の会社へと移っていた。


まだ同じ部署にはなれていないが、彼女は希望を出すようだ。


『・・・えーと、』


頬を赤らめて、彼女は顔をあげた。


「上手くいってない?」


『名前に・・・慣れなくて』


「名前?」


思わず僕は聞き返してしまったが、その後、すぐに察した。


僕らは籍を入れてから、そんなに日が経っていない。


「名字か・・・」


彼女は恥ずかしそうに頷いた。


『佐伯さんって呼ばれても、自分のことだってすぐに分からなくて』


俯いて話す彼女の頭に再び花びらが舞い落ちた。


「大丈夫、すぐに慣れるさ」


花びらを払い除けてやると、彼女は僕を見た。


「でも、同じ部署になったら、もっと大変になっちゃうね」


『え・・・嫌?』


「ううん、その時は堂々と下の名前で呼べる」


彼女の顔が先程よりも赤く染まり、熱を帯びていく。


そんな彼女の唇に僕はキスを落とした。


――――――――――――――――――――――


はい、ども。
雷雨です。
いやー、佐伯さんのエンディングも全部出したんで、書かせていただきました!
で、最後に入れるかどうか迷った一文がこちら。
(クリムトの接吻のように情熱的なキスを。)
これを入れるか迷いました。
で、結局入れなかったのは、外でそんなキスをするか?って思ったからです。
しかも、昼に(笑)。
なので、人の目っていうか公共の場というか、そんなんなので、しないなと(笑)。
なので、入れませんでした。
で、クリムトの「接吻」。
何故、それと思う方は、アプリダウンロードしてやってみてください(笑)。
ネタバレなんで、深く言えません、ごめんなさい。
それよりも、Twitterでも呟いてたんですけど、佐伯さんのエンディング4は杉本教授より薄く感じてしまった(笑)。
杉本教授が凄すぎたんだ、きっと。
あー、もうやる順番間違えた気がする(笑)。
でも、佐伯さんは杉本教授よりかっこいいと私個人では思うので、まぁいいかな(笑)。
佐伯さんは好きな人に似てるかな?
いや、多分違うんだろうけど、なんとなくいろいろとね(笑)。
皆様もきっと好きなキャラを好きな人と照らし合わせてキャッキャウフフしてんだろうなぁ。
佐伯さんは唯一の僕っ子だったから好印象だったなぁ。
主人公に対して僕っ子は反則や(笑)。
普通に可愛い。
いや、中身が大人じゃない僕っ子は好きじゃないけど、めっちゃ大人で紳士で僕っ子はヤバイ。
言葉丁寧な感じヤバイ(笑)。
これ、共感してくれる人いるかな?
あ、俺様だけは勘弁。
いや、別に一人称俺でもいいけど、それが普通だし。
中身が俺様ってあまり好かない(笑)。
子供っぽい(笑)。
ってなわけで、安心感あって落ち着いてて、包容力があればもう言うことなしでしょー。
なんて、話で終わり(笑)。
BYE-BYEまたね。