雷雨’s blog

現実を書こう!

ゲーム制作用シナリオ&イラスト案1

【プロローグ】(プレイヤー操作無し)

(スタート押した後)
黒い画面に白文字で表記↓(礼拝のみ赤)
神社に願を掛け、その願いが成就した時に、お礼として礼拝を行うこと

(自動切り替わり)
2Dのゲーム画面(神社で主人公がお願いをしている場面)
主人公「お願いします…お願いします…どうか…」

(自動切り替わり)
黒い画面に白文字で表記↓(可能なものに限る のみ赤)
「約束事 其の一 願いはこの世の事象の内、可能なものに限る」

(自動切り替わり)
2D画面(主人公が賽銭箱の裏に供物(捧げ物はお任せします)を置く場面)

(自動切り替わり)
黒い画面に白文字で表記↓(対価を払うこと のみ赤)
「其の二 願いを叶えるには対価を払うこと」

(自動切り替わり)
2D画面(主人公が神社から出て(石段を降りる)、すぐ傍にある信号を渡る(とおりゃんせ信号機ver流れる))

(自動切り替わり)
黒い画面に白文字で表記↓(振り返ってはいけない のみ赤)
「其の三 帰るまで決して振り返ってはいけない」
文字が消えて
タイトルロゴ登場


【シーン1】(主人公高校2年の夏の放課後(プロローグの約1年前くらい?)、図書室にて)

夏休みの課題図書を探す主人公
「夏休みの課題図書をそろそろ探さなきゃ…どこにあるかな?」

プレイヤー操作開始(チュートリアルとして、操作説明入れる)

正解の1ヶ所を見つけたら(自動操作に切り替わり)
「あった!これだ」
本を手に取る主人公
「(なんか面白くなさそうな本だな)…ん?」
手に取った本の隣にあった本に目がいく主人公
「『神社名鑑』?(へー、こんな本まであるんだ)」
それを手に取り図書室の椅子に座って読み始める
「…(あ、この神社知ってる)…(こっちは近所にある)…(ん?『◯◯神社』?近所にあるのに知らないなぁ…かつて呪いがあった?え、何それ)…」

暗転(数十分経った設定)

外は薄暗くなっている
気づいた主人公
「もうこんな時間!」
図書室を出ていく主人公

暗転

 

【シーン2案】(図書室を出て帰宅、ご飯と風呂は済ませてる設定)

主人公の部屋画面

疲れた主人公はベッドでゴロゴロ

主人公「疲れた~、なんか面白いことないかな」

スマホでXitter(旧Twitterみたいなもの)を見る主人公

主人公「(ん?なんかDMきてる)」心の声

画面切り替わりでスマホの画面(DM画面)

『初めまして!フォローしました、仲良くしてください』

というDM

主人公が相手のプロフィールを表示

スマホ画面は相手のプロフィールが表示される

【ゆーすけ】(相手のアカウント名)

『週末ギター奏でるリーマン、バンド仲間募集中、作曲した曲はYoTubeから↓
https:/yotube……』(プロフィール欄)

主人公「(へー、売れないバンドマンって感じ?…)」心の声

スワイプで相手のツイート一覧を見る主人公

画面はツイート何個か

1つをタップして表示する主人公

画面は1つのツイート表示

『この前、一人でディ◯ニー行ってきたお!カップルや家族連れ多くて心しんだwww』(それっぽい写真付き(イラスト))

というツイート

主人公「(なんか面白そうな人…)」心の声

相手のプロフィール画面に戻りフォローする主人公

DM画面に戻り

「DMありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします!」

と返す主人公

すると、早くも返事の通知が来る

主人公「さっきの人だ…!」

DM画面には

『お返事ありがとう!もし良かったら、俺のYoTube見てみてほしいです(^-^)』

という返信

言われた通りに相手のプロフィールのURLからYoTube(YouTubeみたいな動画サイト)を開く主人公

【ゆーすけの曲部屋】(チャンネル名)

登録者は900人

主人公「(おお…一般人にしては登録者そこそこいるんだな)」心の声

スワイプして動画一覧を見る主人公

画面は複数の動画のサムネイルが並ぶ

主人公「(色々見てみよう)」心の声

暗転

一時間経過

時間に気づく主人公

主人公「やば!宿題やるの忘れてた!」

スマホをベッドに放り投げて主人公は勉強机へ

暗転

30分経過

主人公「やっと終わったー、もう寝なきゃ」

ベッドへ移動

スマホを見ると通知が。

主人公「(お、ゆーすけさんからだ)」

DM画面開く

『動画見てくれました?感想良かったら教えてね』

というメッセージ

「一時間も見ちゃいました!私の好みの曲ばかりです!」

と返信する主人公

主人公「(よし、寝よう)」心の声

電気を消す主人公

暗転

 

 

【シーン3案】(次の日、学校の昼休み)

お弁当を友達と食べる主人公

友達「何かいいことあったの?」

主人公「何で?」

友達「さっきから顔にやけてるから」

主人公「え!?嘘!?」

友達「嘘だよw」

主人公「酷いなぁwでも、良いことはあったよ!」

友達「何?」

スマホ画面を友達に見せる主人公

画面はTwitter風画面のゆーすけとのDM

主人公「昨日の夜、面白い人からDMきてさ、やりとり楽しいんだよね」

友達「男の人?やめときなよー」

主人公「そんな変な人じゃないよ、会うつもりもないし」

友達「お互いに顔も知らないんでしょ?怖くない?」

主人公「ネットの友達っていうのはそういうものなの」

友達「ふーん…気を付けてね」

主人公「はーい」

暗転

 

映画Dr.コトー診療所を観て

描いてしまった…。

吉岡秀隆さんの白髪の儚さと優しい声、ビジュアルに惹かれてしまって…つい。

てか、カッコ良い…めっちゃイケオジって感じの歳の取り方。

『人志松本の酒のツマミになる話』で、吉岡さんがどうしても仕事に行きたくない、帰りたいという話をされていて、笑ってしまった。

人間味を感じる。

どういう人なのかもっと知りたくなった(笑)。

また描けたら描く。

ご本人に届け!

ホラーゲーム制作シーン案3とイメージ画1

蝉の声が鳴り響く前の少し涼しい風が吹く早朝。
重厚なリュックの横でチリチリンと熊鈴が静かに音をたてた。
息を吐けば、微かに白くそれらは消えていく。
燈は目の前に広がる木々の青さに気圧されながらも、覚悟を決めたように「よし」と呟いた。
ジャンパーのポケットから地図を取り出し、目的地を確認すると、燈は慎重に歩き出す。
サワサワと風で草木が揺れる中、烏が遠くで寂しそうに一声鳴いた。
燈が気にせず森の入り口を通過しようとした時、背後でパキッと枝を踏む音が響く。
「誰!?」
と燈が振り返ると、そこには一人の男性が佇んでいた。
男が無言で止めていた歩みを再開すると、燈の手が自身の首に下げた笛に伸びる。
「おっと、そんなつもりは無ぇ、俺はこの山のガイドをやっている」
敵意は無いと付け加え、男が止まって両手をあげた。
それを見て、燈もホッと胸を撫で下ろす。
「あんた一人で登るのかい?」
頷く燈に男は続けた。
「登山届けを出してくれなきゃ、こっちも困るもんでな。すぐそこだ、付いてきてくれ」
さっさと来た道を戻っていく男に、燈は戸惑いながらも見失わないように男を追いかけた。
数分歩いて、男が山小屋のような民家の前で止まり、数歩後ろで立ち止まっていた燈に入るように顎で促してから、男は玄関の戸を開け放って中へと消えていった。
それを見て燈もゴクリと唾を飲み込み、男の後へ続く。
中へ入ると、そこは生活感のある普通の部屋で、リビングにキッチンと一般的な作りになっていた。
男が「座れ」とソファを指差すと、燈は一瞬迷いながらも、言われた通りに腰を下ろす。
「水でいいか?」
と聞く男に、燈は「お構い無く」と答えたが、水の入ったコップが乱暴に木のテーブルへと置かれた。
それと同時に燈の目の前に一枚の紙が差し出され、そこには「登山計画書」と書かれている。
「これを書いてほしいもんでな、遭難した時の手がかりになる」
「…なるほど」
燈が紙を受け取ると、男は向かいの椅子へ座り、煙草に火を点けた。
嫌な臭いに燈の顔が自然と歪む。
「あの山を登る人は珍しい…しかも、あんた学生さん?」
無視してさっさと書いて退散しようと、燈はテーブルの端に置いてあったペンを拝借して、紙に記入し始めた。
「何も無い森だよ、本当に。何が好きで入るんだい?」
男の声が聞こえないとでもいうように、燈は上半分を書き終え、下半分のルート図に一通り目を通していく。
「熊鈴はつけているようだが、スプレーは持ってるかい?熊には勝てんよ」
「…無い」
やっと口を開いた燈に、男は煙共にふっと溜め息を吐いた。
「無いなら持っていきな」
「いや、そうじゃなくて!」
思わずテーブルを叩いて立ち上がる燈を、落ち着けと男は座るように促す。
「ルート図に袖引村がありません」
「…何の話だい?」
男は灰皿に煙草を押し付けて火を消すと、燈を見据えた。
「この山の奥にはかつて袖引村という村があったと聞いて来ました。今は跡地として残ってるはずです」
「…」
「ガイドさんなら分かりますよね?」
「…あそこは今は立ち入り禁止になってるよ、前に土砂崩れがあったんもんでね、残念だったね」
男は燈の手から紙を奪い取ると、クシャクシャに丸めてゴミ箱へと投げ入れる。
「…」
「帰りな、お嬢さん」
悔しそうに唇を噛みながら、燈は立ち上がると男を睨み付けた。
「怖いねぇ…だが、何も変わらんよ、これ以上話すことも無い」
男は新しく煙草を取り出そうとして内ポケットをまさぐる。
諦めたように燈は重たいリュックを背負ってその場を後にした。
外に出ると風が少し和らいで、少し蒸し暑さが出ていた。
帰路につきながら、先程の男とのやり取りを思い出す。
男は口数が多かったにも関わらず、「袖引村」と聞いた途端、ばつが悪い様子だった。
「何かを隠してる?」
気づいたかのようにハッと燈は歩みを止めて、振り返り山を見据える。

その目には再び覚悟の色が灯っていたのだった。