雷雨’s blog

現実を書こう!

世紀末オカルト図鑑とblogを合わせました。

勉強は力を尽くして強くなること。
恋愛は会いたいと惹き付けられること。


両道なんて無理だよなんて。
弱気なことなんか言ってられない。



★ニューネッシー
1977年4月25日、日本時間午前10時40分、日本のトロール船「瑞洋丸」がニュージーランドクライストチャーチより東へ約50キロ離れた海域で引き揚げた、巨大な腐乱死体である。
引き上げられた時に撮影された5枚の写真は多数のマスコミに大きく取り上げられ、その形態が首長竜に似た姿をしていたため、ネッシーにちなんで、ニュー・ネッシーと名づけられた。

瑞洋丸が商業漁船であり、「巨大な死体を積めないこと」と「激しい腐敗臭」を理由に、死体のヒゲ状物数本を除き、引き揚げられて1時間後に、死体は再び海中に投棄された。
引き上げた瑞洋丸の船員の多くは「あの腐臭は、いかなる魚のそれとも異なっていた」と証言している。

○正体
ニューネッシーのヒゲから採取したコラーゲンをモルモットに投与する実験の結果、投与されたモルモットはウバザメのコラーゲンに免疫反応を起こしており、ウバザメ説の証拠になっている。
分析に使われた繊維組織は、この生物の筋繊維の一部と見られ、この解析結果から、「ウバザメの死体から、軟らかい組織が腐敗によって剥脱した結果、首長竜に似た姿になった可能性が高い」とみなされている。
有名な吊り下げられた写真には、サメに特徴的なY字型の構造がはっきり写っている。

サメを扱う業者は、写真、骨格からウバザメであると断言している上に、実際にウバザメを解体して、「ニューネッシー」そっくりの姿にするという再現まで行った。
ニュージーランド沖にウバザメが生息していないとする意見もあるが、実際には当該海域はウバザメの生息域に含まれている。
さらに、1年後には日本の漁船が同じ海域で同様の腐乱死体を引き上げて頭骨と背骨を回収しており、「ウバザメ」との鑑定結果が得られている。
現在は大型のサメ(ウバザメ)ということでほぼ決着している。

○データ

体長:10メートル

体重:1800キロ