雷雨’s blog

現実を書こう!

SILENT HILL 2 メアリーの手紙参照

曖昧な眠りの中で
夢見るのはあの学校


海の美しい町


いつかは 二人で祭を楽しもうと
約束したかった
私には言えなかった


私は一人で毎年行く


あの綺麗な場所で
あなたを待っている


いつかあなたが来てくれるのを
待っている


だけど あなたは来てくれない


寂しさと哀しみの中で
いつまでも待ち続ける


私の許されない罪
あなたを傷つけてしまった私の罰


現実も夢と変わらない


私はいつもあなたを待っている
会いに来てくれることを祈っている


外に出て
変わらない空を眺めながら
いつもそんなことを思っている


今朝 親友がやってきて
祭に誘ってくれた


今は少し楽しみだけれど
不安が消えたわけではない


つまり そういうこと


それでも祭に行けることは
素直に嬉しい
それは変わらない


でも 私が祭に行くことを
あなたは何も思わないのではないだろうか?


学校に来るあなたは
いつもどこか忙しそう


私が嫌いなのだろうか
私が疎ましいのだろうか
私が憎いのだろうか


それも仕方ない


自分の未來にあなたがいないと知ったとき
離れたくない一緒にいたいと足掻いた


どうして離れなくちゃ
いけないのかと泣き叫び
自分の焦りのままに
あなたを傷つけた


だから 私を嫌い疎み憎んでも
当たり前だと思う


それでも私は最後だから
ここに書き留めておきたい


私はあなたを愛している


私がこんなにもなりながらも
数年も助けてくれたこと
本当に嬉しかった


ただ思いつくままに
言葉にするせいで
とりとめのない文章に
なってしまってごめんなさい


私がいなくなったらこの文章をあなたに
伝えてくれるように頼んでおいた


だから あなたがこの文章を
読むときには もう私はいない


忘れてとは言わない
忘れないでとも言えない


私が嫌われ
そしていなくなるまでの この数年間
あなたに嘘をつかせてしまったことが
私はとても哀しかった


あなたには たくさんのものを
貰っておきながら
何一つ返すことが出来なかった


だからもう あなたはあなたの
生きたいように生きて欲しい


ありがとう


私は幸せでした