2020-08-24 死畏し 炎天に うるんで見えた 教室へ わざと残した 窓辺の未来 車窓から 遠く見えてる 金色の さとうきび畑 家までとどく ユズの黄(きい) ゆらりゆらりと 揺れながら にじむ涙を たくさん運んだ