雷雨’s blog

現実を書こう!

混色を応用した身近な例

■カラーモニタ
カラーテレビの発色原理はR.G.Bの小さな色点の明るさにより様々な色を再現する併置加法混色です。

■カラー印刷
色点は減法混色の三原色(Cシアン、Mマゼンタ、Yイエロー)と黒(Bk)によって構成され、それらが白い紙の上で色フィルターの働きをするために減法混色となります。
一般的なカラー印刷では減法混色と併置加法混色が併用されています。

■織物と混色
繊維の染色は染料を使用するのでその色再現は減法混色となりますが、異なった色の糸を使った織物の場合は、2色の糸が交互に織り込まれているため併置加法混色による色柄を見ることができます。

■絵の具の混色
絵の具の色再現は基本的には減法混色によるものなのですが、絵の具を塗った表面では絵の具の顔料の粒が不規則に並び併置加法混色が生じています。

混色のまとめ
混色をまとめると、まずは大きく加法混色と減法混色に分けられます。
加法混色には同時加法混色と併置加法混色、継時加法混色の3種類があります。