雷雨’s blog

現実を書こう!

色の知覚的効果

■ハーマングリッド
白い十字路(交差点)にぼんやりとした同色相で彩度の低い影が見え、報告した人の名にちなんでハーマングリッド(ハーマン格子)。

■マッハバンド
明るさがスムーズに変化している面と、明るさが変わらない面とが接していると、暗い面のほうにグレイを濃くしたような暗い帯が、明るい面のほうにグレイを薄くしたような明るい帯をマッハバンド。
これは明るさ対比の最も基本的な仕組みで、生理学的には網膜で生じる側抑制で説明することができます。

■リープマン効果
異なる有彩色が隣接し、それらの明度差がほとんどない場合、境界線があいまいになり、ちらついたり、図と地の関係が不安定になるリープマン効果。

■エーレンシュタイン効果
格子の十字路の部分が抜けていて、抜けた部分が比較的小さい場合は明るく(または暗く)見える領域は明瞭な円形になりますが、円の輪郭を実線で囲むとこの明るさの錯視は消失するエーレンシュタイン効果。

■ネオンカラー効果
十字路を色線でつないだものの色が線からにじみ出て広がるように見えるネオンカラー効果。