雷雨’s blog

現実を書こう!

第十三話 戦前の物語

アイン「先生!!63がいません!!」
アインの一声でビンズが慌てる。
Z「実は?」
ビンズ「ありません!!」
Zは不気味に笑うと続けた。
Z「ならば、また会うことになるぞ・・・そうだろ?クザン」
物陰から出てきたクザンは酒を持っている。
クザン「実なら私が持っていますよ先生・・・彼女に何をしようとしているんです?3年前のあの事件の時からアンタは彼女を利用しようとしていた」
クザンは持っていた酒をZに投げ渡した。
懐かしそうに酒を見つめるZは黙ったまま、クザンに近づく。
クザン「原々村はあの事件以来赤原村と呼ばれるようになった・・・本当に草が血の色をしていましてね」
Z「そんな話をしに来たんじゃないだろう?」
サングラス越しに睨まれたクザンは動けなかった。
Zは鼻で笑うと酒をアインに渡す。
クザン「・・・アンタの正義は間違ってる」
Z「だったら!!何故あんな事が起きたァ!?仲間が死んだんだぞ!!あのまま海軍の大将をやってろってか?お前らみたいな天才を育てろってかァ?」
Zの気迫に押されクザンは黙る。
Z「次の島で最後だ・・・その前に仲間が待つ墓へ行く。お前はそこで降りろ」
そのころ、ルフィ達は航海の準備をしていた。
少女も軽い凍傷で済み完全に歩けている。
少女以外はモブストン爺からもらった赤い服を身に纏った。
ルフィ「これカッコイイなぁー!!他にもあんのかー?」
ルフィは赤い衣装が気に入ったのかモブストン爺にいろいろおねだりをしている。
先ほどまで不安だらけのナミもその様子を見て安心したようだ。
ルフィ「じゃあ、そろそろ行くかー!!」
次々と船に乗り込む彼らを見ていたシマナミカンパニーの男の子はルフィを呼び止める。
男の子「おで、大きくなったら海賊か海軍になろうと思ってるんだぁーどっちもヒーローだから迷うんだけど、どっちがいいかなぁー?」

  • ヒーロー-という言葉は海賊には合わない。

海賊は物を奪う悪人。
その事を知らない男の子は純粋な瞳でルフィを見ていた。
ルフィ「お前がなりたい者になればいい!!」
笑顔で答えたルフィは船に乗り込む。
男の子にはその姿がヒーローに見えた気がした。

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・・・どうでした?
マジで映画とは違いますね!!
誤字脱字があればコメで言ってくださいね!!(直しますので)
では、最後に動画をどうぞ↓
(医龍1第五話)
(医龍1第六話)
んじゃ、これで儀式を終わる。