雷雨’s blog

現実を書こう!

PCCS

日本語では「日本色研配色体系」といいます。
PCCSでは「Hue(ヒュー)」と呼ぶ色相と、明度と彩度をまとめた「Tone(トーン)」の二つの属性で色を整理し、表示するところが大きな特徴です。
これをヒュートーンシステムといいます。

色相

純色が24色相で構成されています。
この24色相を決めるために、最初に心理四原色といわれる赤・黄・緑・青の色相を色相環上に置きます。
4色相の対向位置に、それぞれの反対の色相(青緑、青紫、赤紫、黄みのだいだい)を置いて8色相にし、これらの反対の色は心理四原色の心理補色に近い色を選んでいます。
有彩色を数分間見つめてほかのところへ目を移すと「反対の色」がぼんやりと残像として見えます。
この残像は補色残像と呼ばれます。

■色相の表示方法
PCCSの24色相は英語の色相名と日本語の色相名、そして色相記号で表すことができます。
各色相には「紫みの赤」から時計回りの順に1から24の「色相番号」がつけられており、色相記号で表す場合にはこの番号の後に色相の略記号をつけて表示します。