雷雨’s blog

現実を書こう!

インタビュー記録1163-JP-03 - 日付 20██/██/██

対象: ██氏


インタビュアー: ●●博士


付記: RR-1163-JP収容時に██氏は温泉に入っていました。██氏の隣には彼の動きを模倣したRR-1163-JP-hがいます。<録音開始>


●●博士: 彫刻(RR-1163-JP)について教えていただけませんか。


██氏: ありゃあ、化け物さ。


●●博士: なにか動き出す兆候などはありましたか。


██氏: いんや、全く。あれは生きていたのかもな。


●●博士: 彫刻の製作者をご存知ですか。


██氏: 知らないね。彫刻はずっとそこにいたのさ。


(██氏とSCP-1163-JP-hは指をさす)


老人: 芸術は命あるもの。


●●博士: あの彫刻はどういった行動をしていましたか。


██氏: 何も。何もしないのさ。ただ、見ていた。


●●博士: その時に発生したのが隣の実体という訳ですね。


██氏: そうだ、何なんだこいつは。付きまとってくる。


●●博士: ともかくご無事で何よりです。後の処理はこちらに任せてください。


██氏: おう。


●●博士: 捜査のご協力ありがとうございます。


██氏: 次来るときは本物なんていなくなってるだろうよ。


●●博士: そうかもしれませんね。<録音終了>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以下を参考に作成しました。
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1126-jp