2020-04-19 日々は常に。 今日も電車を待つ。 アナウンスが聞こえてきて。 騒音が響く。 静かな空間に足を踏み入れる。 手すりに寄りかかり、ドアが閉まった。 景色が変わっていく。 生き急ぐように変わっていく。 人が降りては乗ってくる。 突然、窓の外は真っ暗で。 気づけば終点。 皆そそくさと改札を抜けて、去っていく。 上り階段、いや、エスカレーター。 長く長く続くその道は、まるで天国への階段。 上がり切れば、そこは地獄だけれど。 それでも、その奥へと進むのです。