雷雨’s blog

現実を書こう!

雨が私の頬を伝う


見上げると一面灰色に覆われた空が


私のすぐそこまで来ていた


押し潰される感覚が走る


私は目を瞑り


じっと堪え忍ぶ


瞼の裏が光を増して


冷たさが消えた


ゆっくり目を開くと


そこにはあなたがいて


微笑んでいた


私はつられて笑って


あなたへ一歩近づく


もう雨は上がっていた