離れ離れでも繋がってる。
見えないけれど、それはそこに。
【夢の中に】
夢を見ていた。
それは蝶になって舞い飛ぶ夢だった。
起きてみればそれが夢だったと初めて気づいたが、果たしてそれは本当に目覚めたと言っていいのだろうか。
蝶が人になった夢を見ているのかもしれない。
そう思うと、自分が何者なのか分からなくなった。
だけれど、それはこの世界において差ほど問題ではないのだ。
今目の前にある生きている喜びを素直に喜ぶことこそが大切なのだ。
『うわっ!!』
突然気配もなく教授の顔が横に並び、驚いて手に持っていた本を落としそうになる。
『き、急にどうしたんですか』
「いえ、君が珍しく読書をしていたので、何を読んでいるか気になっただけですよ」
教授は顎に手を当て、微笑むように本に視線を送った。
『あ・・・これは課題でして、別に好きで読んでいるわけではないです』
その言葉に教授は少し残念そうに溜め息を溢した。
「君って人は・・・まぁ、君らしいですけどね」
『はぁ・・・お茶にしましょうか?』
「はい、美味しいものをお願いしますね」
お茶を淹れる私の手つきを教授は考え込むように見た。
なんだかそれが気まずく、私の手にも変に力が入る。
『あっ』
案の定お茶が茶器から溢れた。
『ごめんなさい』
「いえ、大丈夫ですか?」
『はい、今拭きますので』
布巾を取りに台所へと向かい、ふと、振り返る。
教授が微動だにせず座っているのが、不自然さを感じさせた。
いつもの教授なら、もう少し驚いてもいいようなものなのだが。
『教授?』
呼び掛けにも聞こえないというように教授は答えない。
『教授』
「あ、はい」
溢れたお茶を拭きながら、教授の顔を覗きこむ。
そこには落ち込んだように暗い教授の顔があった。
『どうしたんですか?今日少しおかしくないですか?』
「ええ」
『疲れているのならお休みになられては?』
お茶を淹れ直して、教授の前に差し出す。
と同時に手首を掴まれ思わずテーブルに手をついた。
「雷雨」
『は、はい』
何を言われるのかドキドキしながら静かに次の言葉を待つ。
教授が顔をあげて私を見据えた。
「次の週末にデートに行きませんか?」
『・・・ぷっふっ』
少し頬を赤らめた教授の可愛さに笑いが込み上げた。
「何を笑って・・・」
『ごめんなさい、その、可愛くて』
「かっかわ」
口をパクパクして、声が出ない教授。
そんな姿も愛しいと思ってしまう私はもう末期なのかもしれない。
『いいですよ・・・異動の後のデートって初めてですね?』
「はい、だから少し緊張してしまって」
教授が他の大学に異動してしまってから、私達は唯一会える週末を楽しみにしてきた。
そして、久しぶりのデートの誘い。
今までたくさん一緒にいた分、会えない時間が多くなってしまった私達には最高の一時。
『教授』
「はい?」
『好きですよ』
離れ離れでも愛し合えるなら、それはそれで幸せ。
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ども、お久しぶりです。
雷雨です。
この夢小説は本当に久しぶりなので、グダグダです(笑)。
本当に申し訳ない。
制服の王子様はアプリですね。
恋愛ゲームです。
しかも、攻略対象は全員40歳オーバー。
まぁ、そんな特殊なゲームなんですが(笑)。
私は大好きですよ(笑)。
杉本諭はそんなにタイプじゃないんですけど、声優さんは良い。
うえだゆうじさん。
ポケモンのタケシも私好きだったんで、まぁ、許せる。
それで、何で一発目が杉本諭かっていうと、初めて全エンディングを出した人物だということでですね。
その記念みたいなものでしょうか。
YouTubeの方にはジェイムズの動画を出しているんですが、実は杉本諭を進めていた私です(笑)。
ジェイムズは声優さんがあんまり分からない。
ごめんなさい。
私としては佐伯さんとか良かったなぁ。
あ、松本さんが一番気楽だったかもしれない(笑)。
是非、やってみてください(笑)。
結構課金要素ですけどね(笑)。
川端康成さんの「眠れる美女」を好む私にとっては最高のゲームでした(笑)。
あの逆versionをやってみたい(笑)。
ご老人の隣で眠る?(笑)
まぁ、かっこいい人っていうかそういう人に限りますけどね。
痩せてて弱々しいご老人が良いなぁなんて言ってたら危険人物扱いされるのでここまでで(笑)。
でも、添い寝できるだけで幸せだよなぁ。
人肌恋しい...。
ではでは、また明日。
明日は桜花忍法帖の話でもしましょうかね(笑)。
『さよならまたね夢と希望あれ』