【眠れる老人】
ある夜のこと。
女は足早に森を抜け、その先にある館へと向かっていた。
小雨が降る夜であった。
『すみません、開けてください』
強めに叩いた扉の向こうから、小さな返事が聞こえると、扉はそっと開いた。
「ああ、お待ちしておりました」
出てきたのはこの館の主人であった。
『中へ入っても?』
「ええ、どうぞ」
女は薄暗い室内へ足を踏み入れ、そのじめじめとした空気を避けるように奥の部屋へと歩き出した。
「外は寒かったでしょう?雨も降り始めたようですし」
主人は女を座るよう促すと、傍にあったティーカップを手に取った。
『あ、お構い無く。私は今は結構です』
女に微笑み返すと、主人は自分の紅茶だけを淹れた。
「本日はご予約いただいた通りにご用意させていただきました」
『ありがとうございます』
時計の音と主人の紅茶を啜る音をかきけすかのように雨の音が激しさを増した。
女はちらと窓の方を見た。
「あの老人を気に入っていただけたようで」
『・・・ええ、まぁ』
気のない返事に主人は続けた。
「このようなことを聞くのは野暮ですがお許しください。何故、あの老人を?」
『・・・そんなに珍しいですか?』
「珍しい?」
主人の言葉と重なるように外が光った。
少し遅れて轟音が響いた。
『他にも私のように予約する方はいらっしゃるでしょう』
「・・・ええ、まぁ」
主人は少しの沈黙の後、そっと立ち上がった。
「では、そろそろ行きましょうか。こちらになります」
女は主人の後を静かに歩いた。
ある扉の前で主人が立ち止まった。
「ごゆっくりどうぞ」
そう言い残し、主人は去っていった。
女は目の前にある古い扉を開け、質素な空間に置かれたベッドを見た。
その上にある縮こまった体を見つけると、女はベッドの傍へ近づいた。
『ごめんなさい』
女は一言呟き、灯りを消した。
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ども。
雷雨です。
いかがお過ごしでしょうか??
私はなんとかやっております(笑)。
バレンタインデーも近づいてきましたが、今年は私は無関係の行事ですねー。
別に寂しいなんて...(笑)。
初かもしれないです、バレンタインデーが無関係なんて(笑)。
まぁ、幼い時はバレンタインデーなんて知らなかったんだろうけども。
この行事にはいろんな思い出がありますが、まぁ、それは仕舞っておきましょうね(笑)。
さてさて、ここでDead by Daylight!!
を放り込んでいく私です(笑)。
最近、新キラーが出たそうですね。
SAWのPIG。
ホラー映画は大好きなんで、めっちゃいいと思うんですが、SAW観たことない(笑)。
いや、ずっと観ようとは思っていたんですが、なかなかね。
私は食事とともに映画を観たい派なんで、それには向かない映画らしくて。
まぁ、グロいんですよね(笑)。
いや、まぁ食べれないわけではないとは思うんですが、手が出せなかった(笑)。
前にグロい映画を観て、ハンバーグが食べれなくなった時期がありまして(笑)。
今でも少し苦手です(笑)。
最初私はグロい映画ばっかりを観ていたので、耐性がついてるだろうと油断しましたね(笑)。
皆様は気を付けてくださいませ。
ある映画では、グロ過ぎて、映画館でエチケット袋が配られるそうです。
それはその映画の監督が配慮したそうで、まぁ、それだけヤバイ映画だと自負していたんでしょうね。
そんなのも世の中にはあるので、気持ち悪くなっても当たり前なのかな(笑)。
というか気持ち悪くなるのを楽しむのがスプラッター映画の楽しみ方なのかもしれませんね(笑)。
話が逸れましたが、Dead by DaylightのPIG。
映画並みに強いらしいので、是非使ってみてください。
ビリー人形も演出として出てるらしいですよ(笑)。
ってなわけで、またな。
『ブラックホール』