雷雨『出ました、皆が共感、いばら姫』
京楽「特に仕事について言ってることは皆が思うことなんじゃないの?」
『確かに…でも、仕事だからやらなきゃいけないですし…』
「そうだねぇ」
『京楽隊長はもう少しやらなきゃ駄目です』
「そんな厳しいこと言わないでよー雷雨ちゅわん~おじさん、悲しくなっちゃうなぁ」
『勝手に悲しくなってください』
「冷たいなぁ…でも、仕事って生きるための手段だから、仕事に殺されてはいけないよ?」
『急に真面目になりましたね』
「まぁね、大人として言わないといけないこともあるし」
『確かに、仕事を無理にやる必要は全くないですね…死んだら元も子もないですし』
「今の子達は真面目過ぎるんだよ…不真面目になれとは言わないけど、ほどほどにしないとね…可哀想で見てられない」
『ほどほどって難しくないですか?』
「そうなんだよねぇ…人間、そんな風にできてるんだろうね、極端っていうか…雷雨ちゃんもでしょ?」
『よくご存知で』
「雷雨ちゃんのことはよく分かってるからねぇ」
『………。』
「そんな冷めた目で見ないでよ…」