雷雨’s blog

現実を書こう!

ただ松本乱菊と話すだけ。part 2

乱菊「宿題やってきたわよね?」

雷雨『もっもちろん…』


ずっと好きでした。
もっと(相手)のことを知りたいです。
付き合ってくれませんか?


「相変わらず、ストレートね」

『いや、調べてみたら意外とストレートの方が男性は嬉しいらしいですよ』

「へぇ…すごい子供ぽく聞こえるけどねぇ」

『会って直接言うことにしたので、長さ的にはいいですよね?』

「んー、まぁ。グダグダ言っても伝わらないし」

『でも、まだ本当に告白するか迷ってます』

「へぇ…じゃあ、もうワンクッション置いとく?」

『というと?』

「手紙で告白するならどんな文章にするか、考えてみたら?」

『……たっくーさんみたいにふざけそう』

「まぁ、記事のネタにもなるし」

『分かりました、考えてきます』

「今回は素直ね」

『てか、今日短すぎます。繋げてください』

「んー、じゃあー、どんなタイミングで告白するつもりよ?」

『……(めっちゃ難しいやんけ)。アドバイスください』

「まぁ、普通は帰り際じゃない?夕方なら尚グッド」

『そんなイメージですよね』

「えーと、〝夕方~夜が深くなるほど、人は思考や精神が不安定になってきます。実はそれこそが告白の成功率が高い時間帯なのです。〝 ですって」

『へ…へぇ……』

「あとは場所よ」

『場所…』

「侮るなかれ、結構重要な要素よ」

『教えてください』

「情報によると、公園、レストラン、放課後の教室、夜景が綺麗な場所…ですって」

『いや、難しすぎ』

「逆に良くないのは…バスや電車の中、居酒屋、薄暗く不気味な雰囲気の場所…ですって」

『いや、最後抽象的。てか、バスや電車って(笑)』

「人の告白を笑うもんじゃないわよ」

『すみませんでした!!』

「でも、確かに難しいわね、一番いけそうなのはどれ?」

『んー、公園……?』

「これは先が思いやられるわ」

『でも…そうなると、連れ出すってことになるから…』

「その感じ建物で会うようね?」

『まぁ…(まだ約束できてないんだけど)』

「建物からの公園か…」

『なんて言って連れ出せばいいのやら…というか、もう建物から出る=帰り際ってことになるんですよ』

「じゃあ、帰りに寄りたいところがとか、見せたいところが…ってとこ?」

『でも、相手は歩きじゃないから、車ってことを考えるとなんとも……』

「じゃあ、乗せてもらえばいいじゃない」

『簡単に言いますけど、そんなの失礼でしょう』

「乗ったことないの?」

『もちろん』

「難しいわね…本当に」

『………』

「じゃ、じゃあ、仮に乗せてもらうようにするとして、何て言う?」

『直接言うのは無理だと思いますよ、遠回しに乗せてくれないかな~が伝わる言い方…』

「………ごめん、今は思い浮かばないわ」

『そうですよね、私も無理です』


次回、手紙の文章を考え雷雨死す!?デュエルスタンバイ!!