自分が何者なのかも分からないまま死んでいく気分はどうだ？
† Undermine memory †
暗闇の中で蠢くもの。
それは、いつも私の体を蝕んでいく。
「毒とは、生物の生命活動にとって不都合を起こす物質の総称だ。
時に死をもたらす。
・・・では、記憶に毒を盛ったとしたら？」
考えることも思い出すことも許されず。
ただ、目の前の案山子を見つめて。
「フッ素 、塩素、オゾン、リン、セレン 、ヒ素 、カドミウム 、水銀 、鉛 、タリウム 、プルトニウム 、ポロニウム ・・・。
様々な毒をもってしても、記憶だけに作用し、後遺症を残さないことなど出来なかった。」
頬を伝う何かに思いを馳せて。
心が投げ出されたかのような孤独に堪えた。
「だが、完成した。
この俺に出来ないことなどなかった・・・。
・・・もう何も思い出せないだろう？
大切な者の顔を、思い出を、愛を！！
・・・お前の記憶にあっていいのはこの俺だけ・・・アイツなんていらないだろう！？」
『・・・わ・・わたしは・・・』
近づく毒は何もかも消し去った。
それでも、私は黒い世界を拒絶し続けて。
「・・・何故、どうして怯えている。
俺にはお前しか見えていないというのに。」
忘れてはいけないもの。
誰かが不敵な笑みを浮かべて。
『・・・大切な人・・・』
その笑顔は全てを壊していく。
だけど、居心地が良くてなにより、暖かい。
「もう思い出せるはずはない。
・・・俺はお前を独りにはさせない。」
『・・・あぁ・・どうして』
思い出せないのだろうか。
ー毒は記憶の中にー
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はい。えーと。
なんかジャンルも？って感じの短編です。
スミマセン。
スケアクロウは、バットマンアーカムナイト？新作ゲームですね。
あれで好きになりまして。
ジョーカーも結構好きだったんですけど(笑)(゜д゜)。
まぁ、声優さん関係ってこともありましたけどね？
なので、思い出せない大切な人はジョーカーってことになりまする。
ハーレイ・クインに怒られる(笑)(゜д゜)。
そんなこんなで今更ながら映画記念ということで書かせて頂きました。
ゲームが随分前の話になってしまうので、記憶が曖昧で(笑)(゜д゜)。
現実でも夢小説みたいになっちゃってたんですけども(笑)(゜д゜)。
まぁ、なんとか口調とか性格とか思い出していって書きました。
何かまたありましたら書かせて頂きます！
コメント返し！
赤ずきんさん、お久しぶりでございまする。
全然気づかなかった・・・。
いやぁ、ブログもたまに顔だすぐらいになってしまったので、本当にすみません。
自分から言っといてって感じですよね(笑)(゜д゜)。
これからも宜しくお願いいたします。
