どんなことがあっても信じると決めて。
何があっても間違ってなかったと。
ずっと待つ。
美しい思い出を抱いて待ってる。
膝抱えてベッドの上で待ってる。
寂しさと空しさが交互に襲ってくる。
涙が抑えられなくなってそのままにしてる。
食事が喉を通らなくなって仕方なく目を瞑る。
日を浴びたくなくてカーテンを閉める。
懐かしい写真を見つめて過去に戻りたくなる。
赤ん坊の泣き声と鳥のさえずり。
誰もいない道と好奇の目。
雨の音が心地好いと思ったのは何度目か。
もう忘れてしまったが、きっともう思い出せない。
自分が迷子になってずっと見つからない。
私が家に帰るのはいつになるのか分からない。
そこにあなたがいるのかも分からない。
何もできない自分が許せない。
でも、何もしたくない。
空っぽなままで生きられない。
でも、空っぽだからこその自分だ。
誰にも肯定も否定もされない。
幸せとか不幸せとか考えただけで無駄だ。
世界は何も変わらない。
自分は何も変わらない。
あなたは何も変わらない。
変わらないものを愛して生きてる。
孤独と向き合って生きてる。
たとえ傷ついても、たとえ死んでも。
私の痛みを自分の痛みのように優しく包んでくれたあなたのぬくもりを私は忘れない。
私はあなたが好きだ。