雷雨’s blog

現実を書こう!

読書感想文例文(1200文字程度)ホラー用

私(※それぞれの一人称)はこの本を読んで想像力が養われました。
この本はホラーを題材にしていて、勿論怖いのですが、それ以上に一つ一つの描写がこと細やかに書かれていて、思わずそのシーンを想像してしまうほど素晴らしかったです。
一番好きな場面は、主人公が恐怖の対象に対して立ち向かっていく所です。
物理的にではなく、精神的に主人公が成長していて、気持ちが一切ブレないことに関心しました。
又、他のキャラクター達も主人公に触発されて一緒に成長していくのも見所の一つだと思いました。
私はこの本に登場する◯◯(※好きなキャラクターの名前)というキャラクターが好きです。
なぜかというと、主人公を影から支え、その功績が表には出なくとも満足しているという点が人物像として憧れるからです。
私も◯◯(※好きなキャラクターの名前)のように、将来どんな仕事に就いても周りの評価を気にせず、自分の意見を持って行動したいと思うようになりました。
このように、この本は自分を変えてくれるとても素晴らしい一冊です。
この本を読む人が今後いるなら、私はただのホラーとして読んで欲しくはないです。
確かにホラーとしてよく出来てる作品ではありますが、それよりも、私はキャラクターたちの心理描写にとても共感でき、学ぶことが出来たので、そこに注目して読んで欲しいと思います。
では、ホラーとしてはどんな所が良かったかと言うと、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、深くは書けませんが、怪物(※幽霊、ゾンビ、その他)の登場する場面を予測できない点です。
一般的な映画やドラマ、本等では大体予測できてしまうものですが、この作品においては全く予測できません。
いつ出てくるのか分からないというのが、ドキドキを生んでいて、不意に出てきた時にはキャラクター達の気持ちを想像できてしまうので、とても驚かされました。
もしもこの作品が映像化されたら、大ヒット間違い無しだと思います。
今までにない不意をつく感じが新鮮なのと、キャラクター達の心理描写が共感でき感動を生むからです。
しかし、続編の話が出たら私は反対します。
なぜなら、この物語はここで終わるからこそ、心に響くからです。
ヒット作は、引き際を分かっていないことが多いと個人的に感じます。
需要があるのは確かですが、その需要に答えた結果が必ずしも期待に答えたということにはなりません。
ファンが期待していることを作者等がきちんと理解しないと、その作品自体に泥を塗ることもあるということです。
私はこの本を読んで、お気に入りの一冊になったので、作品が駄目になってしまうというリスクを犯してほしくはないです。
そして、この作品を読んでみると分かりますが、完璧なラストを迎えています。
「蛇足」という言葉がありますが、もしも続編を作ったら、正に蛇足です。
この一冊を読んで、続編を望む人がいたとしたら、その人は素晴らしい作品を読めたということに一時的に気分が高揚して、続編を期待してしまっているだけだと個人的に思います。
したがって、そういう方には最低でも二回読むことをオススメします。
何回も読むことで、見えてなかった部分が見えて深くこの本を理解できますし、落ち着いて物語の終わり方について考えることができます。
私はこの本に出会えて良かったと思えたので、是非皆さんにもそう思ってもらいたいです。

 

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